翻訳日:2020/04/04
原文:Use of Cloth Face Coverings to Help Slow the Spread of COVID-19



【フェイスカバーの着用方法】
フェイスカバーは、次の条件を満たす必要があります—
・顔の側面にぴったりと、きつすぎないようにフィットする
・結ぶか、耳にかけるゴムで固定できる
・生地を何層か重ねている
・息が苦しくない
・洗濯機や乾燥器にかけても壊れたり変形したりしない
【自家製フェイスカバーについて、CDCの提言】
CDCは 、他の社会的距離を保つのが困難な公共の場(食料品店や薬局など)で布地のフェイスカバーを着用することを推奨しています。CDCはまた、ウイルスの感染拡大を遅らせるため、また、人々がウイルスに感染したり、ウイルスに感染していることに気づかないうちに他の人に感染させたりすることを防ぐために、簡易的なフェイスカバーの着用を推奨します。自宅にあるものを流用したフェイスカバーや、普通の材料を使って家庭で安価に作られたフェイスカバーは、新型コロナウイルス の広がりを遅らせる公衆衛生対策上の援軍となり得ます。
2歳未満の幼児や呼吸に問題がある人、意識不明がない人、体が不自由な人、助けがないと外せない人には、布製のフェイスカバーを着けないでください。
推奨される布の表面カバーは、サージカルマスクやN95マスクではありません。 現在のCDCガイダンスで推奨されているように、これらは医療従事者や救急隊などのために確保しておかなければならない重要な物資です。
【布のフェイスカバーは定期的に洗濯したり消毒したりする必要がありますか?また、その頻度は? 】
はい。 それらは使用頻度に応じて定期的に洗浄する必要があります。
【布製フェイスカバーを安全に滅菌・消毒するにはどうすればよいですか?】
洗濯機できちんと洗えば十分です。
【使用済みのフェイスカバーを安全に取り外すにはどうすればよいですか?】
顔のカバーを外すときは、目、鼻、口に触れないように注意し、取り外したらすぐに手を洗ってください。
【縫う作り方と、縫わない作り方】
①縫って作るフェイスカバー(ミシンが必要)
材料
・10インチx 6インチの長方形の綿素材の布 2枚
・6インチのゴム(または輪ゴム、ひも、細い布、またはヘアゴム) 2本
・針と糸(またはヘアピン)
・はさみ
・ミシン
作り方
1. 10 x 6インチの長方形の綿素材の布を2枚切り取ります。 キルト生地や綿のシーツなど、しっかりと織られた綿を使用します。いざとなったら Tシャツの生地でもOKです。 2枚の布を重ね、一枚の布のようにしてマスクを縫います。
2.長辺を¼インチ折り返します。 次に、生地の短辺を½インチ以上折り返し、縫い止めます。
3. 6インチの長さの1/8インチ幅のゴムをマスクの両側の裾に通します。 これが耳にかけるゴムになります。 大きな針かヘアピンを使って通します。 両端をきつく結びます。
伸縮性がないですか? ヘアゴムまたは伸縮性のあるヘッドバンドを使用してください。 紐しかない場合は、長く作っておけば頭の後ろで結ぶことができます。
4.結び目が裾の内側に隠れるように、ゴムを軽く引っ張ります。マスクの側面を絞って、マスクがあなたの顔に合うように調整します。 次にゴムひもを縫い止めて、滑らないようにします。
②即席Tシャツフェイスカバー(ミシン不要)
材料
・Tシャツ
・はさみ
作り方
1.Tシャツの下側を7-8インチほど切る
2.6-7インチ切り、端を切ってひもにする
3.ひもを首の後ろと頭のてっぺんで結ぶ
③バンダナフェイスカバー(ミシン不要)
材料
・バンダナ(または約20インチx 20インチの正方形の綿素材の布)
・コーヒーフィルター
・輪ゴム(またはヘアゴム)
・はさみ(自分で布を切る場合)
作り方
1.コーヒーフィルターを切る
2.バンダナを半分に折る
3.三つ折りにしてコーヒーフィルターを包む。まず上、次に下を折る
4.ヘアゴムを2本通し、6インチ離す
5.内向きに折り返す
6.完成
*翻訳はCDCによるものではありません。(CDCのポリシーにもとづく掲示)
*翻訳文は当チームが翻訳を行った時点のCDCサイト掲載内容にもとづくもので暫定的な情報です。各記事に原文へのリンクを掲載しています。原文記載の発表日および当サイトでの翻訳日を各記事に記載していますので参照してください。
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